川沿いのホテルで出会った26歳のホテルスタッフ

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  • 投稿カテゴリー:ラオスの人
  • 投稿の最終変更日:2022-01-15

ある日の午後、ホテル併設のカフェでメコン川からの風を感じながらまったりしていると、スタッフの若者が話しかけてくれました。

 

彼は26歳。彼もまた流暢な英語を話します。聞き取りにくいであろう私の英語に耳を傾けてくれ、ゆっくりと話すことができました。別のスタッフも後から加わり30分ほど会話は続きました。私が日本のことを海外の人に話すときに難しく思うことの一つに天皇制のことがあるのですが、彼らはそんな話しにとても興味を示していました。
「エンペラーと呼ばれる人がいてね、2000年以上続いている日本のアイコン、いや神様に近い、う~ん、宗教のような宗教でないような。」
「それは、仏教ではないのか?」
「いや、ちゃうねんな。ラオスにキングがいたでしょ。それに近いかな。」
「政治のトップちゃうの?」
「いや、ちゃうねんな。政治のトップは別におるねんな。」
こんな会話の後、しばらく若者二人はラオス語で何やら話していました。

 

山の民族出身の彼は7人兄弟で、ルアンパバーンには単身でやってきたらしく、もう出身の村には帰ることはないと言います。彼曰く、ルアンパバーンから船で二時間、そこから歩いて数時間の自分の村には何もないのだと。彼は3つの仕事を掛け持ちし、3人で小さな場所をシェアして暮らしています。彼にはいろんなことを教わりました。バイクに乗る時にヘルメットのことから、宗教のこと、村で信仰する精霊のこと、バイクの値段、そしてそのバイクは日本円で十数万円ほどするが現金がないからみんなローンで買っているという話など、本当に興味は尽きませんでした。

 

何より驚かされるのは、お金もないながらに小さな町のコミュニティーで一生懸命に勉強して英語やパソコンを覚え、朝夕問わず働く若者がルアンパバーンには相当数いるということ、そして彼らはとても優秀で知的であるということです。私が会えた若者がたまたまそうであったのかもしれませんが、このことが私のラオスに対する関心を大きくしてくれました。

 

彼は離婚をしており、子供もいるが会っていないことを話してくれました。ラオス人でも離婚はするのです。そして、ラオスでは早くに結婚する人が多いようです。

ルアンパバーン
ルアンパバーン