主産業は農業で、主産物は米になります。国民の8割近くが農業に従事しているとされています。近年では、タイやベトナムなど経済発展がすすむ近隣国に向けて、農作物の輸出が増えているようです。ラオスは経済的には最貧国に挙げられますが、今でも大多数の国民が農作物を目の前にできる環境で、砂漠地のように食べ物に窮するということはありません。食べ物がない環境というのは本当に危険な環境が育つと思われますが、ラオスの人々の穏やかな国民性はこの食文化に由来するのかもしれません。
ラオスを肥沃にするメコン川
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