ラオスの民族と文化投稿者:a2c投稿公開日:2021-07-04投稿カテゴリー:ラオス投稿の最終変更日:2022-03-19 モン族の祭事ラオスは国連に認められたひとつの国ではありますが、50ほどの民族が国内に暮らしているといわれています。ラオ族が人口の50%以上を占めており、低地、つまり主たる町に暮らす人はほぼラオ族に属します。そのほか少数民族が多く存在し、山を中心に生活をしています。 ラオスは仏教の国です。しかし、山の生活をする人たちには仏教とは別の信仰があり、その信仰が先祖代々受け継がれています。それは精霊信仰であり、山、川、木、動物など、それぞれに精霊が宿るとされ、その精霊に畏敬の念を抱き敬うことを大切にしています。日本でも同じような思想があると思うのですが、農耕民族が崇める自然に対する願いが信仰を築かせ、継承につながったのでしょうか。米の豊作を願い自然に宿る見えない神に頭を下げるという文化、そして未来を予測する巫女やシャーマンのような文化は農耕文化に根付くものなのかもしれません。 朝の托鉢の様子 タグ: ラオスの概要その他の記事を読む 前の投稿ラオスの経済 次の投稿ラオスに入る資金 おすすめ ラオスの位置と大きさ 2021-07-01 ラオスを肥沃にするメコン川 2021-07-02